大人気の「挽肉と米」ですが、念願の吉祥寺店に行くことができたので、忖度なしにレポートさせていただきます!
お伺いしたのはランチでしたが、こちらのお店はメニューが1つしかないため、ディナーも全く同じメニューのようです。東京には今のところ吉祥寺以外に渋谷店があり、そのほか数店舗しかない超希少なお店で、それぞれのお店で予約方法が異なっています。
かなり癖のある予約方法で、特に吉祥寺店にはオンラインシステムがなく整理券制のため、比較的人の少ないディナーや、ランチの場合は休日よりも平日を狙って行かれることをおすすめします!
吉祥寺店の席の確保方法
吉祥寺店では、近頃はめっきり減ってきた「誰かが先に行って記帳する方式」が採られています。複数人で行く場合はそのグループのうちの誰かが早めに行って記帳し、整理券を受け取ってくる必要があります。
実は、私はこの記帳方式を甘く見ており、1回目は失敗しました。
記帳自体は9時からなのですが、土曜日のランチ席の確保を目指し、10:30頃に行ったところ、すでに「lunch time full(お昼は満席)」との看板が店頭に出ていました。かなり驚いたので、思わず中で開店準備をしている店員の方に「ランチだと何時に記帳しに来れば良いでしょうか…?」とお伺いしたところ、なんと「8:30~9:00の間に来ていただければ確実かと思います」という返答がありました。11時開店なのに8:30に記帳しないとその日のランチの席は確保できないなんて、遠方から来る方にとってはかなりのハンデですよね。
そこでその次の週は、8:45頃にお店の前にたどり着きましたが、すでに20組程度の長蛇の列が。並ぶこと10分程度無事に記帳できましたが、取れた予約枠の時間は14時でした。
余裕がある場合はいくつかの時間枠から選べるようですが、ゴールデンタイムの12時~13時前後を獲るためには、さらに早く来る必要がありそうです。
整理券入手からお店への入店まで
記帳を終えると整理券を渡されます。こちらの整理券には特に番号は書かれておらず、注意事項等が書かれているだけですので、結局は記帳した名前で管理しているようです。
14時頃にいざお店に向かうと、お店周辺では整理券を持った人が何組か順番を待っていました。どうやら20分おきごとに各時間の枠を数組分作っているようで、14時の枠にも私の他に何組かいたようです。結局入店できたのは14:15分頃でした。
入店後の流れと店内の雰囲気
苦労してやっと店内に入ると、まずは食券機で食券を買います。現金のみの昔ながらなスタイルで、メニューも一種類のみ!飲み物やサイドメニュー、肉追加用のチケット(580円)もありますが、とりあえず通常の食券を1枚購入(1,800円)。
店内は、炭火焼きのお肉焼き場が2ヶ所あり、そこをぐるっと囲むように席が合計15席程度配置されています。通された席は入り口から一番奥側でしたが、席全体が円形に配置されているため、場所による良し悪しはあまりなさそうです。
炭火で焼いた香ばしい美味しそうな香りと煙で充満しており、洋服への匂い移りを気にする人用にドアが閉まる衣類掛けスペースも確保されていました。
席に着くと店員さんがいろいろと説明してくれるのですが、まとめると、
・ハンバーグは全部で3個(1個まで別料金で追加可能)
・備え付けでつけ放題の薬味が6種類以上あり
・箸休め用の漬物も食べ放題
・1人1個生卵付き(自分で取ってくるスタイルなので食べなくてもOK)
・ご飯食べ放題
という制度のようでした。
テーブルには引き出しがついていて、その中にお手拭きやお箸が入っているのですが、そこに説明書も入れられていましたので、食事を待っている間に改めて説明書きを読んでいました。
メニュー詳細と食レポ
お肉の前に、白米とお味噌汁が到着しました。今日の白米は岡山県産のブランド米だそうで、さすが羽釜で炊いているだけあり、ツヤツヤしていながら粒もしっかり立っていて、お肉が来る前に漬物と一緒に美味しくサラサラと食べられてしまいました。
目の前に炭火と小さな網があるのですが、お肉は担当の店員さんがそれぞれのタイミングを見ながら1個ずつ提供してくれるスタイルのようです。1つ目は何もかけずにご飯の上に載せて、2つ目は遅れてやってくる「鬼下ろし(粗めの大根おろし)」とポン酢をかけて、3つ目はお好みで、というのが店員さんおすすめの食べ方だそうです。
お肉はとてもジューシーなのですが、見た目よりも脂っこくなく、女性でも3つすべて食べられそうな感覚でした。炭火で焼いているからか、食感がとても独特で、外は意外と硬めで弾力があるのですが、中はしっとり柔らかく、でもきちんと火は通っている、といったイメージでした。完全に火が通っているとお肉が硬くなりがちですが、そんなこともなく、下味もしっかりついているので、やっぱりご飯が進みます。
薬味が美味しいのでお肉を味変してさらに楽しめる!
薬味の種類がとにかく多いので、どれを付けるか悩んでしまいますが、私のイチオシは「青唐レモン」と「中華スパイス」です。
青唐レモンはピリッと爽やかな辛味とレモンの酸味が良いバランスで、「中華スパイス」は真っ赤な見た目で一見とても辛そうなのですが、これも風味と辛さのバランスが良く、かなりおすすめです!
また、卵かけご飯用の食べるラー油があり、これもまた美味しかったです。普段お米が大好き、というわけではない私ですが、生卵と子の食べるラー油の相性が良く、ついつい2杯目のご飯を頼んでしまいました。
まとめ
総じて、価格に対しての満足感もあり、お味も美味しかったので、大満足でした!
店名を聞くとがっつり男性用のお店、というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろな食べ方ができ、意外とさっぱりいただくこともできます。客層はやはり若めの方が多いですが、女性もかなりたくさんおり、男女問わず人気のお店であることがうかがえました。
店舗によって予約(記帳)の方法が違うようなので、ご注意ください
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